CPU
- Central Processing Unit の略。日本語では中央演算処理装置。パソコンの頭脳。
- 処理速度: CPUの性能を表す指標。クロック周波数やコア数、キャッシュ容量などが影響する。
- クロック周波数: CPUの動作速度。単位はGHz。クロック周波数が高いほど、処理速度が速い。
- コア数: CPUの処理核の数。コア数が多いほど、マルチタスク処理に優れる。
- スレッド数: CPUが同時に処理できるスレッドの数。スレッド数が多いほど、マルチスレッド処理に優れる。
- キャッシュ: CPUの内部メモリ。処理速度を向上させるために使用される。
- L1キャッシュ: 最も高速なキャッシュ。CPUコア内に搭載される。
- L2キャッシュ: L1キャッシュよりも遅いキャッシュ。CPUコア内に搭載される。
- L3キャッシュ: 最も遅いキャッシュ。CPUコア全体で共有される。
- TDP: Thermal Design Power の略。CPUの消費電力。
- ソケット: CPUをマザーボードに接続するための端子。
- インテル: CPUのメーカー。Core i9、Core i7、Core i5などが代表的な製品。
- AMD: CPUのメーカー。Ryzen 9、Ryzen 7、Ryzen 5などが代表的な製品。
その他関連用語
- オーバークロック: CPUの動作クロックを本来の仕様よりも高く設定すること。
- ベンチマーク: CPUの性能を測定するソフトウェア。
- マルチコア: 複数の処理核を持つCPU。
- マルチスレッド: 1つの処理核で複数のスレッドを同時に処理すること。
- ハイパースレッディング: 1つの処理核で複数のスレッドを同時に処理できる技術。
- 仮想化: 1つの物理的なCPUを複数の仮想的なCPUとして扱う技術。
CPU選びのポイント
- 用途: CPUの用途に合わせて選ぶ。ゲームや動画編集など、高負荷な作業をする場合は、高性能なCPUが必要。
- 予算: 予算に合わせて選ぶ。
- 消費電力: 消費電力が低いCPUを選ぶと、省電力化につながる。
- 将来性: 将来のアップグレード性を考慮して選ぶ。
メモリ
- RAM: Random Access Memory の略。主記憶装置。パソコンが現在処理中のデータを一時的に保存する場所。
- 容量: メモリの容量。単位はGB。一般的には8GB、16GB、32GBなどが主流。
- クロック周波数: メモリの動作速度。単位はMHz。クロック周波数が高いほど、データ転送速度が速い。
- デュアルチャネル: 2枚のメモリを同時に使用することで、データ転送速度を向上させる技術。
- トリプルチャネル: 3枚のメモリを同時に使用することで、データ転送速度をさらに向上させる技術。
- ECCメモリ: Error Correcting Code の略。エラー訂正機能付きメモリ。データの信頼性を向上させる。
- DDR4: 現時点で最も主流なメモリの種類。
- SODIMM: ノートパソコン向けのメモリモジュール。
- DIMM: デスクトップパソコン向けのメモリモジュール。
その他関連用語
- 仮想メモリ: メモリ容量が不足した場合、ハードディスクの一部をメモリとして使用
メモリ選びのポイント
- 用途: メモリの用途に合わせて選ぶ。ゲームや動画編集など、高負荷な作業をする場合は、大容量のメモリが必要。
- 予算: 予算に合わせて選ぶ。
- クロック周波数: クロック周波数が高いほど、データ転送速度が速い。
- デュアルチャネル: 可能であれば、デュアルチャネルで使用する。
- ECCメモリ: データの信頼性を重視する場合は、ECCメモリを選ぶ。
グラフィックボード
- GPU: Graphics Processing Unit の略。画像処理装置。3Dグラフィック処理などを担当する。
- メモリ: グラフィックカードのメモリ。単位はGB。ゲームや動画編集など、高負荷な作業をする場合は、大容量のメモリが必要。
- VRAM: Video RAM の略。グラフィックカードのメモリ。
- CUDA: Compute Unified Device Architecture の略。NVIDIAのGPU向けプログラミングモデル。
- DirectX: Microsoftが開発したAPI。ゲームや動画編集など、3Dグラフィック処理を行うソフトウェアで使用される。
- クロック周波数: GPUの動作速度。単位はMHz。クロック周波数が高いほど、処理速度が速い。
- ブーストクロック: GPUが負荷に応じて自動的にクロック周波数を上げる機能。
- TDP: Thermal Design Power の略。グラフィックカードの消費電力。
- 冷却方式: 空冷式と水冷式がある。空冷式はファンで冷却する。水冷式は水で冷却する。
- 出力端子: HDMI、DisplayPort、DVIなど。
その他関連用語
- SLI: Scalable Link Interface の略。複数のグラフィックカードを組み合わせて、性能を向上させる技術。
- CrossFire: AMDのSLI技術。
- レイトレーシング: 光の反射や屈折をリアルに表現する技術。
- VR: Virtual Reality の略。仮想現実。
- AR: Augmented Reality の略。拡張現実。
グラフィックカード選びのポイント
- 用途: グラフィックカードの用途に合わせて選ぶ。ゲームや動画編集など、高負荷な作業をする場合は、高性能なグラフィックカードが必要。
- 予算: 予算に合わせて選ぶ。
- メモリ: メモリの容量は、用途に合わせて選ぶ。
- クロック周波数: クロック周波数が高いほど、処理速度が速い。
- 冷却方式: 空冷式は比較的安価だが、水冷式の方が冷却性能が高い。
- 出力端子: 使用するディスプレイに合わせて選ぶ。
ストレージ
- データ保存場所。
- 主な種類:HDD、SSD
- その他の種類:光学ドライブ、NAS、クラウドストレージ
HDD
- Hard Disk Drive の略。
- 磁気記録方式を用いる。
- 容量:数GB~数TB
- 利点:大容量、低価格
- 欠点:SSDより速度が遅い、衝撃に弱い
SSD
- Solid State Drive の略。
- フラッシュメモリを用いる。
- 容量:数十GB~数TB
- 利点:HDDより速度が速い、衝撃に強い
- 欠点:HDDより高価
光学ドライブ
- CD、DVD、Blu-rayなどの光学ディスクを読み書きする装置。
- データの保存や読み込み、ソフトウェアのインストールなどに使用される。
NAS
- Network Attached Storage の略。
- ネットワーク経由でアクセスできるストレージ。
- 複数のユーザーでデータを共有したり、バックアップを取ったりするのに役立つ。
クラウドストレージ
- インターネット経由でアクセスできるストレージ。
- Dropbox、Google Drive、OneDriveなどが代表的なサービス。
- ファイルの共有やバックアップに役立つ。
その他関連用語
- 回転速度: HDDの回転速度。単位はrpm。回転速度が高いほど、データ転送速度が速い。
- 接続方式: SATA、NVMeなど。
- キャッシュ: SSDの内部メモリ。処理速度を向上させるために使用される。
- TRIM: SSDの寿命を延ばすための技術。
- RAID: Redundant Array of Independent Disks の略。複数のストレージを組み合わせて、データの冗長性や転送速度を向上させる技術。
ストレージ選びのポイント
- 用途: ストレージの用途に合わせて選ぶ。
- 容量: 保存したいデータ量に合わせて選ぶ。
- 速度: 必要な速度に合わせて選ぶ。
- 価格: 予算に合わせて選ぶ。
- 拡張性: 将来的にストレージを増設したい場合は、拡張性のあるものを選ぶ。
マザーボード
- パソコンの基盤。CPUやメモリ、ストレージなど、他のパーツを接続する。
- フォームファクター: ATX、Micro ATX、Mini ITXなど。
- チップセット: マザーボードの基盤となるチップ。CPUやメモリ、ストレージなどの接続を制御する。
- ソケット: CPUを接続するための端子。
- メモリ: メモリの種類。DDR4、DDR3など。
- ストレージ: ストレージの種類。SATA、M.2など。
- 拡張スロット: PCIe、M.2など。
- LAN: ネットワーク接続。
- USB: 周辺機器接続。
- オーディオ: 音声出力。
- ビデオ出力: 映像出力。
- 電源: 電源供給。
- メーカー: ASUS、GIGABYTE、MSIなど。
その他関連用語
- UEFI: Unified Extensible Firmware Interface の略。従来のBIOSよりも高機能なファームウェア。
- オーバークロック: CPUやメモリなどの動作クロックを本来の仕様よりも高く設定すること。
- RAID: Redundant Array of Independent Disks の略。複数のストレージを組み合わせて、データの冗長性や転送速度を向上させる技術。
マザーボード選びのポイント
- CPU: 使用するCPUに合わせて選ぶ。
- メモリ: 使用するメモリの種類に合わせて選ぶ。
- ストレージ: 使用するストレージの種類に合わせて選ぶ。
- 拡張スロット: 将来的に拡張したい場合は、拡張スロットの数が多いものを選ぶ。
- LAN: 必要なLAN速度に合わせて選ぶ。
- USB: 必要なUSBポート数に合わせて選ぶ。
- オーディオ: 音質にこだわる場合は、高音質なオーディオ機能を持つものを選ぶ。
- ビデオ出力: 必要なビデオ出力端子に合わせて選ぶ。
- 価格: 予算に合わせて選ぶ。
電源ユニット
- パソコンに電力を供給する装置。
- 容量: 電源ユニットの容量。単位はW。必要な容量は、パソコンの構成によって異なる。
- 80PLUS: 電源効率の認証制度。80PLUS認証を取得した電源ユニットは、変換効率が80%以上。
- PFC: Power Factor Correction の略。電力効率を改善する技術。
- ATX: 電源ユニットのフォームファクター。最も一般的なフォームファクター。
- EPS: CPUに供給する電源。
- PCIe: PCIeスロットに接続する電源。
- SATA: SATAデバイスに供給する電源。
- モジュラーケーブル: 着脱可能なケーブル。
- メーカー: Corsair、Seasonic、Antecなど。
その他関連用語
- TDP: Thermal Design Power の略。CPUやGPUなどの消費電力。
- スリープ: 省電力モード。
- ハイバネーション: データを保存して、電源をオフにするモード。
電源ユニット選びのポイント
- 容量: 必要な容量に合わせて選ぶ。
- 80PLUS認証: 80PLUS認証を取得したものを選ぶ。
- PFC: PFC機能付きのものを選ぶ。
- フォームファクター: パソコンケースに合ったフォームファクターを選ぶ。
- ケーブル: 必要なケーブルが付属しているものを選ぶ。
- メーカー: 信頼できるメーカーのものを選ぶ。
- 価格: 予算に合わせて選ぶ。
PCケース
- パソコンの筐体。マザーボードや電源、グラフィックカードなど、PCを構成する部品を取り付けるための箱。
- フォームファクター: ATX、Micro ATX、Mini ITXなど。マザーボードのサイズによって決まる。
- 素材: 鋼鉄、アルミ、プラスチックなど。
- 拡張性: 拡張スロットやドライブベイの数。将来的に拡張したい場合は、拡張性のあるものを選ぶ。
- 冷却性能: ファンや水冷システムの搭載数。高性能なCPUやグラフィックカードを使用する場合は、冷却性能の高いものを選ぶ。
- デザイン: カラー、イルミネーションなど。
- メーカー: Corsair、Fractal Design、NZXTなど。
その他関連用語
- マザーボードトレイ: マザーボードを取り付けるためのスペース。
- ドライブベイ: HDDやSSDなどのストレージを取り付けるためのスペース。
- 拡張スロット: PCIeスロットなど、拡張カードを取り付けるためのスロット。
- ファン: ケース内の空気を循環させるためのファン。
- 水冷システム: 水を使ってCPUやGPUなどの熱を冷却するシステム。
- ダストフィルター: ケース内に埃が侵入するのを防ぐフィルター。
PCケース選びのポイント
- フォームファクター: マザーボードのフォームファクターに合ったものを選ぶ。
- 素材: 好きな素材を選ぶ。
- 拡張性: 将来的に拡張したい場合は、拡張性のあるものを選ぶ。
- 冷却性能: 高性能なCPUやグラフィックカードを使用する場合は、冷却性能の高いものを選ぶ。
- デザイン: 好きなデザインを選ぶ。
- 価格: 予算に合わせて選ぶ。
ネットワークカード
- パソコンをネットワークに接続するための拡張カード。
- 種類:
- イーサネットカード: 最も一般的なネットワークカード。
- 無線LANカード: 電波を使ってネットワークに接続する。
- Bluetoothカード: 短距離通信用のネットワークカード。
- 接続方式:
- PCI: 従来の拡張スロット。
- PCIe: 高速な拡張スロット。
- USB: 外付けのネットワークカード。
- 規格:
- 100BASE-TX: 100Mbpsの速度で通信できる規格。
- 1000BASE-T: 1Gbpsの速度で通信できる規格。
- 10GBASE-T: 10Gbpsの速度で通信できる規格。
- IEEE802.11ac: 無線LANの規格。
- メーカー: Intel、Realtek、ASUSなど。
その他関連用語
- MACアドレス: ネットワークカード固有の識別番号。
- IPアドレス: ネットワーク上の機器に割り当てられる番号。
- ポート: 通信の送受信を行うための仮想的な接続口。
ネットワークカード選びのポイント
- 接続方式: パソコンの拡張スロットに合わせて選ぶ。
- 規格: 必要な通信速度に合わせて選ぶ。
- メーカー: 信頼できるメーカーのものを選ぶ。
- 価格: 予算に合わせて選ぶ。
PCディスプレイ
- パソコン画面。
- 種類:
- 液晶ディスプレイ (LCD): 最も一般的なディスプレイ。
- 有機ELディスプレイ (OLED): 高画質で高コントラストなディスプレイ。
- パネルサイズ: 画面の大きさ。単位はインチ。
- 解像度: 画面の表示できる画素数。単位は横 × 縦。
- アスペクト比: 画面の横縦比。
- 視野角: 画面を斜めから見たときの色や明るさの変化。
- 応答速度: 画面の表示が切り替わる速度。単位はms。
- リフレッシュレート: 画面が1秒間に更新される回数。単位はHz。
- 輝度: 画面の明るさ。単位はcd/m2。
- コントラスト比: 画面の明暗の差。
- 接続端子: DisplayPort、HDMI、DVIなど。
- メーカー: ASUS、Dell、LGなど。
その他関連用語
- TNパネル: 応答速度が速いパネル。
- IPSパネル: 視野角が広いパネル。
- VAパネル: コントラスト比が高いパネル。
- HDR: High Dynamic Range の略。明暗の表現範囲を広くする技術。
- FreeSync: AMDのフレームレート同期技術。
- G-SYNC: NVIDIAのフレームレート同期技術。
PCディスプレイ選びのポイント
- 用途: ゲーム、動画編集、写真編集など、用途に合わせて選ぶ。
- パネルサイズ: 使用する場所に合わせて選ぶ。
- 解像度: 作業内容に合わせて選ぶ。
- アスペクト比: 映画鑑賞など、用途に合わせて選ぶ。
- 視野角: 複数人で画面を見る場合、視野角が広いものを選ぶ。
- 応答速度: ゲームなど、動きの速い画面を表示する場合、応答速度が速いものを選ぶ。
- リフレッシュレート: ゲームなど、滑らかな画面表示を求める場合、リフレッシュレートが高いものを選ぶ。
- 輝度: 使用する場所の明るさに合わせて選ぶ。
- コントラスト比: 映像鑑賞など、画質にこだわる場合、コントラスト比が高いものを選ぶ。
- 接続端子: パソコンの接続端子に合わせて選ぶ。
- メーカー: 信頼できるメーカーのものを選ぶ。
- 価格: 予算に合わせて選ぶ。
キーボード・マウス・その他の入力装置
キーボード
- キーボードの種類
- メンブレンキーボード: 最も一般的なキーボード。
- パンタグラフキーボード: 薄型で軽量なキーボード。
- メカニカルキーボード: 打鍵感と耐久性に優れたキーボード。
- 静電容量無接点キーボード: メカニカルキーボードと似ているが、より静音性が高い。
- キー配列
- JIS配列: 日本語入力に適した配列。
- US配列: 英語入力に適した配列。
- キーキャップ
- 形状: 球形、シリンドリカル、ステップスカルプチャーなど。
- 素材: ABS樹脂、PBT樹脂など。
- キーピッチ: キーの中心間の距離。
- キーストローク: キーを押して底付きするまでの距離。
- アクチュエーションポイント: キーが押されたと認識されるまでの距離。
- Nキーロールオーバー: 複数のキーを同時に押しても、すべてのキー入力を認識できる機能。
- アンチゴースト: 誤入力を防ぐ機能。
- バックライト: キーを照らすライト。
- マクロ: 複数のキー操作をワンタッチで実行できる機能。
マウス
- マウスの種類
- 光学式マウス: 光学センサーを使って動きを検知するマウス。
- レーザー式マウス: レーザーを使って動きを検知するマウス。
- センサー: マウスの動きを検知する部分。
- DPI: センサーの精度。
- ポーリングレート: センサーのデータ送信頻度。
- ボタン数: マウスに搭載されているボタンの数。
- ホイール: マウスのスクロール操作を行う部分。
- チルト機能: ホイールを左右に倒すことで、横スクロールなどを操作できる機能。
- サイドボタン: 親指で操作できるボタン。
- DPIスイッチ: DPIを変更するためのボタン。
- マクロ: 複数のボタン操作をワンタッチで実行できる機能。
- オンボードメモリ: マクロなどを保存できるメモリ。
- ソフトウェア: マウスの機能を設定するためのソフトウェア。
- 有線/無線: ケーブルの有無。
- 重量: マウスの重さ。
- 形状: 手にフィットする形状を選ぶ。
その他入力装置
- トラックボール: マウスの代わりに使うことができる入力装置。
- ペンタブレット: 手書き入力や描画ができる入力装置。
- タッチパネル: 指で触れて操作する入力装置。
- ジェスチャー入力: 空中に手を動かすことで操作する入力装置。
- 音声入力: 声で操作する入力装置。