【BTOお悩み相談室】職場の事務用パソコンを買い換えたい!真壁コウジと考える法人PCの選び方
「会社のパソコンが古くなってきたので、まとめて入れ替えたい」
これは家庭用PCよりも、ずっと判断が難しい相談です。
自分のPCなら、多少重くても、少し設定に手間取っても、本人が我慢すれば済むかもしれません。けれど職場のPCは、社員の作業時間、社内データ、会計ソフト、メール、プリンター、共有フォルダー、リモートワーク、セキュリティまで関わります。
安さだけで選ぶと、あとから「動作が遅い」「モニターが足りない」「Windows Homeだった」「保証が短い」「全員で構成がバラバラ」という問題が起きやすいです。
今回の相談者は、中小企業の総務部長、真壁コウジさん。
職場の古い事務用PCを、できるだけ失敗なく複数台入れ替えたいという相談です。
※この記事は2026年7月4日時点の情報をもとにしています。法人向けPCやOffice、保証サービスの価格はキャンペーンや構成で変動します。購入前に必ずメーカー公式サイト・販売店・保守契約の条件を確認してください。
今日の相談者:真壁コウジ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 真壁コウジ |
| 年齢・立場 | 51歳・中小企業の総務部長 |
| 主な用途 | Word、Excel、メール、Web会議、会計ソフト、勤怠管理、社内システム、PDF確認 |
| 悩み | 社員のPCが古くなり、起動や動作が遅い。数台まとめて買い替えたいが、どこまでの性能と保証が必要か分からない |
| 知りたいこと | 事務用PCの推奨スペック、Windows Proの必要性、保証、台数管理、予算目安、入れ替え時の注意点 |
現場から“パソコンが遅い”という声が増えてきましてね。古いものだとWindows 10のままのPCもあります。まとめて入れ替えたいんですが、ゲーム用PCほど高性能なものはいらないでしょうし、かといって安すぎるものも不安でして
会社のパソコン選びって、個人用より緊張しますね! 1台だけじゃなくて、社員さん全員の仕事に影響しますもん
そうだね。職場用PCは“速いかどうか”だけで決めないほうがいい。安定性、保証、管理しやすさ、同じ構成でそろえること。このあたりがかなり大事になるよ
結論:事務用PCは「Core i5 / Ryzen 5・メモリ16GB・SSD 512GB・Windows 11 Pro」が基本
まず結論からいきます。
真壁コウジさんのように、職場の事務用PCを複数台まとめて入れ替えるなら、基本構成は次のあたりをおすすめします。
| パーツ・項目 | おすすめ |
|---|---|
| CPU | Core i5 / Core Ultra 5 / Ryzen 5クラス |
| メモリ | 16GB以上。長く使うなら32GBも検討 |
| SSD | 512GB以上。資料やローカル保存が多い部署は1TB |
| OS | 基本はWindows 11 Pro |
| 形状 | 省スペースデスクトップ、ミニPC、または法人向けノート |
| モニター | 23.8〜27インチのフルHD以上。Excel作業が多いなら2画面も検討 |
| 保証 | 3年以上。業務停止を避けたいならオンサイト修理も候補 |
| 予算 | 本体1台あたり12万〜18万円前後を現実ラインに見る |
事務用なら、もっと安いPCでもよさそうに見えますけど……やっぱりCore i5やRyzen 5くらいは見たいんですね?
うん。メールとExcelだけなら安いPCでも動く。でも職場では、ブラウザ、Teams、会計ソフト、PDF、セキュリティソフト、クラウド同期が同時に動く。そこで8GBメモリや小さいSSDを選ぶと、数年後にかなり苦しくなるよ
2026年時点では、Windows 10 PCの放置は避けたい
今回の相談でまず確認したいのが、OSです。
Microsoft公式情報では、Windows 10は2025年10月14日にサポート終了となっています。サポート終了後もPC自体は動きますが、通常の技術サポート、機能更新、セキュリティ更新が提供されなくなるため、業務用PCとしては放置しにくい状態です。
たしかに、まだWindows 10のPCがあります。動いているので後回しにしていましたが、セキュリティ面ではよくないですね
そうだね。会社のPCは“動くからOK”ではなく、“安全に使い続けられるか”で見たほうがいい。特にメール、請求書、顧客情報、給与や会計データを扱うなら、サポート切れOSは避けたい
Windows 11へアップグレードできるPCもありますが、古いPCの場合はCPU、TPM 2.0、セキュアブートなどの要件で対象外になることがあります。
1台ずつ延命するより、古いPCを数年単位で入れ替える計画を立てたほうが、結果的に管理しやすいケースも多いです。
Windows 11 Homeではなく、Proを選ぶべき?
職場用PCで迷いやすいのが、Windows 11 HomeとWindows 11 Proの違いです。
個人用ならHomeでも問題ない場面は多いです。けれど会社用では、基本的にWindows 11 Proを優先したほうが安心です。
| 比較 | Windows 11 Home | Windows 11 Pro |
|---|---|---|
| 個人利用 | 十分使える | もちろん使える |
| 業務利用 | 小規模なら使えなくはない | 基本はこちらが安心 |
| BitLockerなどのセキュリティ | 制限あり | 利用しやすい |
| リモートデスクトップのホスト | 不向き | 対応しやすい |
| ドメイン参加・管理 | 不向き | 会社管理向き |
| 将来の管理拡張 | 弱い | 対応しやすい |
MicrosoftのWindows 11 Proページでも、ビジネス向けのセキュリティ、管理、Windows Hello for Businessなどが打ち出されています。
社員さんが5人くらいの会社でもProにしたほうがいいんですか?
絶対に全社で管理ツールを使うとは限らないけど、最初からProにそろえておくと後が楽なんだ。HomeとProが混ざると、いざ設定を統一したい時に面倒になる
なるほど。安さでHomeを混ぜると、あとで管理の手間が増えるわけですね
CPUはCore i5かRyzen 5が基準。CeleronやN100はメイン業務用には慎重に
事務用PCと聞くと、CPUは安いものでよいと思われがちです。
たしかに、受付端末、表示専用、簡単な入力だけなら、低価格CPUでも足りることがあります。けれどメイン業務で毎日使うPCなら、Core i5 / Core Ultra 5 / Ryzen 5クラスを基準にしたいところです。
| CPUクラス | 向いている用途 | 事務用メインPCとして |
|---|---|---|
| Intel N100 / N150系 | 受付、軽い入力、表示用、サブ端末 | メインPCには慎重 |
| Core i3 / Ryzen 3 | 軽いOffice、メール中心 | 予算重視なら可 |
| Core i5 / Ryzen 5 | Office、会計、Web会議、複数アプリ | 標準ライン |
| Core i7 / Ryzen 7 | 重いExcel、簡単な制作、長期利用 | 部署によって有効 |
CeleronとかN100って、安いPCでよく見ますよね。会社用にたくさん買うなら魅力的に見えちゃいます
そこが落とし穴だね。1台あたり数万円安く見えても、毎日使う社員の待ち時間が増えるなら損になる。事務用PCは“購入価格”だけじゃなくて“作業時間のロス”も見るべきだよ
Excelで大きな表を開く、PDFを複数表示する、ブラウザのタブを多く開く、TeamsやZoomで会議をする。このあたりが日常的にあるなら、CPUは中位クラスにしておくほうが安全です。
メモリは16GBが最低ライン。迷う部署は32GB
2026年時点の事務用PCでは、メモリ8GBはかなり慎重に見たい構成です。
OS、ブラウザ、Teams、セキュリティソフト、クラウド同期、Excel、会計ソフトを同時に使うと、8GBではすぐ余裕がなくなります。
| メモリ | おすすめ度 | コメント |
|---|---|---|
| 8GB | △ | 価格重視の最低構成。数年使うメインPCには避けたい |
| 16GB | ◎ | 一般的な事務用PCの基本 |
| 32GB | ○ | Excelが重い部署、ブラウザ多め、長期利用に安心 |
メーカーの安い構成を見ると8GBが多いですね。そこを16GBに変えるだけでも違いますか?
かなり違うよ。CPUを少し上げるより、8GBから16GBにするほうが体感に効く場面も多い。複数台買うなら、全台16GBでそろえるのが扱いやすいね
“安いから8GBでいいや”じゃなくて、“社員さんが毎日待たされないか”で見るんですね!
SSDは512GB以上。256GBは管理が苦しくなりやすい
次にSSDです。
事務用PCでは、ゲームや動画素材を大量に入れるわけではないため、SSD容量は小さくてもよさそうに見えます。
けれど実際には、Windows更新、Office、会計ソフト、PDF、メールデータ、クラウド同期、一時ファイル、スキャンデータなどで、256GBはじわじわ苦しくなります。
| SSD容量 | 向いているケース |
|---|---|
| 256GB | 端末管理がしっかりしていて、ローカル保存をほぼしない場合 |
| 512GB | 一般事務の標準ライン |
| 1TB | 資料、スキャン、写真、ローカル保存が多い部署 |
会社でよくあるのが、“共有フォルダーに置くルールだけど、実際はデスクトップに大量保存されている”という状態だね
ありますねそれ! デスクトップがファイルだらけの画面、見たことあります!
耳が痛いですね……
だからこそ、容量に少し余裕を持たせつつ、保存ルールも一緒に整えるといい。SSD 512GBを基本にして、スキャンや画像を扱う部署は1TB。これくらいが現実的だよ
デスクトップ、ミニPC、ノート。職場ではどれがいい?
事務用PCの形状は、職場の使い方で変わります。
| 形状 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 省スペースデスクトップ | 安定しやすい、修理しやすい、同価格なら性能に余裕 | 持ち運べない |
| ミニPC | 机が広く使える、設置しやすい | 拡張性・冷却・修理性は機種次第 |
| ノートPC | 会議室、在宅、出張で使える | 同性能なら高め。画面・姿勢・バッテリー管理も必要 |
| 一体型PC | 配線が少ない、見た目がすっきり | 故障時に本体と画面をまとめて扱うことになりやすい |
真壁コウジさんの会社のように、基本は社内の固定席で使うなら、省スペースデスクトップかミニPCが候補になります。
在宅勤務や会議室への移動が多い社員には、法人向けノートPCを選ぶのも自然です。
社員全員をノートPCにする会社も増えていますが、うちは基本的に出社して固定席で使います
それなら、全員ノートにする必要はないね。固定席は省スペースデスクトップ、外回りや役職者だけノート。そう分けると無駄が少ない
使う場所で分けるんですね! “全員同じ”がいい部分と、“使い方で分ける”部分があるんだ
価格目安:1台12万〜18万円、本体以外も含めて計算する
2026年7月4日時点でHPの法人向けデスクトップページを確認すると、ビジネスデスクトップは10万円以下、10万〜15万円、15万円以上の価格帯で探せるようになっています。新着モデル例では、HP Pro SFF 400 G9が税込99,880円〜、HP Pro Mini 400 G9が税込118,580円〜、HP Elite SFF 800 G9が税込161,480円〜といった価格が掲載されています。
また、売れ筋ランキングには、Windows 11 Pro、Core i5-14400、8GBメモリ、256GB SSDのHP ProDesk 2 SFF G1iがキャンペーン価格で税込177,950円〜として掲載されていました。
ただし、ここで注意したいのは、安い掲載価格の多くが8GBメモリや256GB SSD構成であることです。
真壁コウジさんの用途では、メモリ16GB、SSD 512GB以上へ変更した価格を見たほうが現実的です。
| 台数・構成 | 目安 |
|---|---|
| 本体のみ・標準事務PC | 1台12万〜18万円前後 |
| 本体+モニター+キーボード等 | 1台15万〜22万円前後 |
| 5台まとめて入れ替え | 75万〜110万円前後 |
| 10台まとめて入れ替え | 150万〜220万円前後 |
| Microsoft 365や保守も含める | 月額・年額費用も別途計算 |
本体だけ見ると“思ったより安い!”ってなっても、メモリやSSDを上げたり、モニターやOfficeを足すと変わりますね
そう。会社のPCは本体価格だけで予算を組むと足りなくなりやすい。モニター、Office、セキュリティ、保証、設置作業、データ移行まで入れて考えるといいよ
Microsoft 365は「PC代」と分けて考える
職場PCの買い替えでは、Officeも一緒に考える必要があります。
Microsoft 365の法人向け価格ページでは、2026年7月4日時点で、Microsoft 365 Business Basicが税別1,049円/ユーザー/月相当、Business Standardが税別3,523円/ユーザー/月相当、Business Premiumが税別4,797円/ユーザー/月相当として掲載されています。
| プラン | 向いている使い方 |
|---|---|
| Business Basic | Web版Office中心、メール、Teams、クラウドストレージ中心 |
| Business Standard | デスクトップ版Word/Excel/PowerPointを使いたい一般事務向け |
| Business Premium | 端末管理やセキュリティも強化したい会社向け |
買い切りOfficeを入れるか、Microsoft 365にするかも悩みます
台数が少なくて管理も単純なら買い切りも候補になる。でも社員の入退社、メール、Teams、OneDrive、共有、セキュリティまで見るなら、Microsoft 365でそろえたほうが管理しやすいことが多いね
PCを買って終わりじゃなくて、“会社の仕事環境”を整える感じですね!
法人PCは保証と修理対応がかなり大事
個人用PCなら、故障しても数日我慢したり、別のPCで代用したりできます。
でも職場PCでは、1台止まるだけで、その社員の仕事が止まります。会計、受注、請求、問い合わせ対応などの担当者なら、影響はさらに大きくなります。
職場用PCでは、次の保証を確認しましょう。
| 項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 保証年数 | 1年では短い。3年を基本に考える |
| オンサイト修理 | 出張修理対応。業務停止を減らしやすい |
| 翌営業日対応 | すぐ直したい部署では重要 |
| 引き取り修理 | 安いが、戻るまで時間がかかる |
| 代替機 | 故障時に業務を止めない仕組み |
本体を1万円安く買っても、故障時に社員が丸2日作業できないなら、そのほうが高くつくことがある
たしかに、修理待ちで仕事が止まるのは困ります
保証って“おまけ”じゃなくて、仕事を止めないための保険なんですね
複数台買うなら、同じ構成でそろえるメリットが大きい
真壁コウジさんの相談では、複数台まとめて入れ替えたいという点が重要です。
この場合、できるだけ同じシリーズ、同じ構成でそろえると管理が楽になります。
| そろえる項目 | メリット |
|---|---|
| PCシリーズ | ドライバー、修理、問い合わせが楽 |
| CPU・メモリ・SSD | 性能差による不満が出にくい |
| Windowsエディション | 管理ポリシーを統一しやすい |
| モニター | 画面サイズや解像度を説明しやすい |
| キーボード・マウス | 予備品を置きやすい |
社員さんごとに違うPCを買うと、なんだか自由でよさそうにも見えますけど……
個人なら楽しいけど、会社では管理が大変になる。誰かのPCだけ端子が違う、メモリが少ない、修理部品が違う、説明が通じない。そういう小さな手間が積み重なるんだ
なるほど。総務としては、同じ構成でそろえる価値が大きいですね
モニターは作業効率に直結する。ノートだけで済ませない
事務用PCの買い替えでは、本体に予算を寄せすぎて、モニターを軽く見てしまうことがあります。
しかし、Excel、会計ソフト、PDF、メールを同時に見る仕事では、モニター環境が作業効率に直結します。
| モニター構成 | 向いている用途 |
|---|---|
| 23.8インチ フルHD 1枚 | 一般事務の標準 |
| 27インチ WQHD 1枚 | 表計算や資料を広く見たい |
| 23.8インチ×2枚 | 会計、受発注、PDF確認、メール対応が多い |
| ノート+外部モニター | 在宅・会議室・固定席を行き来する人 |
PC本体を少し上げるより、モニターを見直したほうが作業が楽になることも多いよ
Excelを開いて、PDFを見て、メールも確認して……たしかに画面が狭いと大変!
モニターは古いものを使い回すつもりでしたが、部署によっては一緒に替えたほうがよさそうですね
データ移行と初期設定を甘く見ない
PC入れ替えで意外と大変なのが、購入後です。
本体を買って届いたら終わりではありません。
- Windows初期設定
- Microsoftアカウントまたは職場アカウント設定
- Office / Microsoft 365設定
- メール設定
- プリンター設定
- 共有フォルダー設定
- 会計ソフトや業務ソフトの移行
- ブラウザのお気に入り
- デスクトップやドキュメントの移行
- 古いPCのデータ消去
ここを計画せずに一気に入れ替えると、翌営業日に現場が混乱します。
おすすめは、まず1台だけ先に入れ替えて、業務ソフトやプリンターが問題なく動くか確認することだね
いきなり全台入れ替えるより、テスト機を作るわけですね
小さく試してから全員分! これならトラブルも見つけやすそうです
コウジさん向けのおすすめ構成
真壁コウジさんの会社におすすめするなら、次のような構成です。
標準事務スタッフ向け
| 項目 | おすすめ |
|---|---|
| 形状 | 省スペースデスクトップまたはミニPC |
| CPU | Core i5 / Ryzen 5 |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB |
| OS | Windows 11 Pro |
| モニター | 23.8インチ フルHD |
| 保証 | 3年保証 |
| 予算 | 本体12万〜16万円前後、周辺機器込み15万〜20万円前後 |
会計・管理部門向け
| 項目 | おすすめ |
|---|---|
| CPU | Core i5上位 / Ryzen 5上位、またはCore i7 / Ryzen 7 |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| モニター | 23.8インチ2枚、または27インチWQHD |
| 保証 | 3年オンサイト修理を検討 |
| 予算 | 本体16万〜22万円前後、周辺機器込み20万〜28万円前後 |
外出・在宅勤務ありの社員向け
| 項目 | おすすめ |
|---|---|
| 形状 | 法人向けノートPC |
| 画面 | 14インチ前後 |
| 重量 | 1.1〜1.4kg前後 |
| メモリ | 16GB以上 |
| SSD | 512GB以上 |
| 端子 | USB-C給電、HDMI、USB-Aがあると扱いやすい |
| 固定席 | 外部モニターとUSB-Cドックを併用 |
部署ごとに少し差をつけるのはありですね。全員を高い構成にする必要はないが、会計や管理部門は余裕を持たせる
そうだね。“全員同じシリーズ”にしつつ、メモリやSSDだけ部署で変えるくらいが管理しやすいと思う
安い中古PCをまとめ買いするのはどう?
職場用PCでは、中古の法人PCも候補に上がります。
中古のOptiPlex、ThinkCentre、ProDeskなどは流通量が多く、価格も安いです。短期利用や予備機なら便利なこともあります。
ただし、メイン業務用としてまとめ買いするなら、次の点に注意が必要です。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| Windows 11対応 | 古いCPUでは対象外の可能性 |
| SSD寿命 | 使用時間や状態が読みにくい |
| 保証 | 短いことが多い |
| バッテリー | ノート中古では劣化が大きい |
| 構成ばらつき | 同じ型番でも中身が違う場合がある |
| セキュリティ | 初期化・ライセンス状態を要確認 |
中古で安くそろえるのはダメですか?
絶対ダメではないよ。予備機や短期用途ならあり。ただ、社員が毎日使うメインPCを中古で大量にそろえるなら、保証とWindows 11対応をかなり慎重に見たい。総務の手間が増える可能性もあるね
価格だけ見ると魅力的ですが、会社のメイン機としては新品法人モデルのほうが安心そうです
買う前のチェックリスト
最後に、真壁コウジさんのように職場PCを入れ替える前のチェックリストをまとめます。
- Windows 10のPCが何台残っているか確認する
- 社員ごとの用途を「標準事務」「会計・管理」「外出あり」に分ける
- Windows 11 Proでそろえるか決める
- メモリは16GB以上を基本にする
- SSDは512GB以上を基本にする
- モニターも同時に見直す
- Office / Microsoft 365のライセンスを確認する
- プリンター、スキャナー、会計ソフトの対応を確認する
- 1台だけ先行導入してテストする
- 保証年数と修理対応を確認する
- 古いPCのデータ消去方法を決める
- 入れ替え日を業務が少ない日に設定する
こうして見ると、職場のPC入れ替えって“買い物”というより“ミニプロジェクト”ですね!
その通り。だから総務のコウジさんが最初に全体を整理するのはすごく大事だよ。PCの性能だけじゃなく、仕事が止まらないことを基準にすると失敗しにくい
本体価格だけで決めるつもりでしたが、保証、Office、モニター、データ移行まで含めて計画します。まずは1台テスト導入してみます
まとめ:職場の事務用PCは「安さ」より「止まらず管理しやすいこと」
真壁コウジさんのように、職場の事務用PCを買い替えるなら、安さだけで選ばないことが大切です。
おすすめの基本は、Core i5 / Ryzen 5クラス、メモリ16GB、SSD 512GB、Windows 11 Pro。部署によっては32GBメモリや1TB SSD、デュアルモニター、オンサイト保証も検討しましょう。
事務用PCは、ゲーミングPCのような派手な性能は必要ありません。
けれど、毎日使う道具だからこそ、起動が遅い、Excelが固まる、Web会議が重い、修理で仕事が止まる、といった小さな不満が積み重なると、会社全体の効率に響きます。
九条:
「職場用PCは“壊れたら買う”より、“止まる前に計画して替える”ほうがいい。性能、保証、管理の3つをそろえると、総務も現場もかなり楽になるよ」
ルミナ:
「社員さんが毎日使うPCだからこそ、ちゃんと選ぶ価値があるんですね! コウジさんの会社、入れ替えがスムーズに進みますように!」