【2026年5月】メモリ価格はなぜ高騰している?AI需要時代のRAM高騰と今買うべき人の対策
結論:2026年5月現在、メモリは「安くなるまで待てばOK」とは言い切れない
優さん!最近メモリの値段、かなり高くないですか!?32GBに増設しようと思ったら、前よりずっと高く感じます!
そうだね。2026年5月現在、PC用メモリはかなり値上がりしている。しかも一時的なセール不足というより、AI需要によるメモリ全体の需給ひっ迫が背景にあるんだ
AI需要……?AI画像とかAI動画のせいですか?
それも一部だけど、もっと大きいのはデータセンター向けのAI需要だね。生成AI、LLM、AIサーバー向けに大量の高速メモリが必要になっている
じゃあ、私たちが買うPC用メモリにも影響しているんですか?
うん。メモリメーカーの生産能力は無限ではないから、AI向け・サーバー向けの高付加価値メモリが優先されると、一般向けPCメモリにも価格上昇の圧力がかかりやすいんだ
この記事の結論
・2026年5月現在、メモリ価格は高騰傾向
・主な理由はAIサーバー向けメモリ需要の急増
・DDR5、高密度メモリ、HBMなどの需要が強い
・どうしても必要な人は「容量・枚数・用途」を決めてから買うべき
・AI画像・動画生成をするなら32GB以上を強く推奨
なぜメモリ価格が高騰しているのか?

まず、そもそもどうしてメモリが高くなっているんですか?
うん。メモ理由は大きく4つあるよ
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| AI需要の急増 | AIサーバー向けに大量のメモリが必要になっている |
| HBM需要の拡大 | AI向けGPUに使われる高性能メモリの需要が強い |
| DDR5・高密度メモリへの移行 | 新世代PCやサーバー向けにDDR5需要が増えている |
| 供給制約 | メーカーの生産能力が需要に追いつきにくい |
理由1:AIサーバー向けメモリ需要が強すぎる
AIサーバーって、普通のパソコンとは違うんですか?
かなり違うよ。AIサーバーは、AIモデルを学習したり動かしたりするために、GPUやメモリを大量に使う。しかも普通のメモリだけでなく、HBMという特別な高速メモリも使うんだ
HBMって何ですか?
HBMは“High Bandwidth Memory”の略で、日本語にすると高帯域幅メモリ。簡単に言うと、AI向けGPUの近くで超高速にデータをやり取りするためのメモリだよ
普通のDDR5メモリとは違うんですね!
そう。AI向けGPUにとって非常に重要な部品で、今はこのHBM需要がものすごく強い
Samsungは2026年第1四半期決算で、メモリ事業が高付加価値AI需要に対応したこと、さらに供給制約と業界全体のメモリ価格上昇が業績に寄与したと説明しています。また、今後もAIインフラ拡大により需要が強いと見込んでいます。
理由2:メーカーがAI向けの高付加価値メモリを優先している
でも、AI向けメモリが高いなら、普通のPCメモリとは別じゃないんですか?
完全に別ではないんだ。メモリメーカーの工場や生産能力は限られている。だから、利益率の高いAI向け・サーバー向けメモリの生産が増えると、一般向けメモリの供給にも影響が出やすい
つまり、工場の取り合いみたいな感じですか?
イメージとしては近いね。限られた生産ラインを、どの製品に使うかという問題になる
Micronは2026年度Q1資料で、業績が需給のひっ迫した環境で伸びたこと、2026年分のHBM供給について価格と数量の契約を完了していることを説明しています。さらに、AIにおけるメモリの役割が単なる部品から戦略的資産へ変わっているとも述べています。
理由3:DDR5への移行で需要が増えている
最近のパソコンって、DDR5メモリが多いですよね
そうだね。Intel Core UltraやRyzenの新しい世代では、DDR5構成がかなり増えている。BTOパソコンでもDDR5が標準になりつつある
DDR4よりDDR5の方が高いんですか?
基本的にはDDR5の方が高めになりやすい。もちろん時期や容量によって変わるけど、新しい規格で需要が強いものは、価格が下がりにくいことがある
DDR4とDDR5の違い
DDR4:少し前の主流メモリ。古めのPCや一部の低価格PCで使われる。
DDR5:現在の主流になりつつある新しいメモリ。高速だが価格は高めになりやすい。
新規でPCを買うならDDR5が基本。ただし、既存PCの延命ならDDR4増設も十分アリです。
理由4:スマホ・サーバー・PCが同じメモリ市場を取り合う
メモリって、PCだけじゃなくてスマホにも使われていますよね?
その通り。スマホ、ノートPC、デスクトップPC、サーバー、AIデータセンター、ゲーム機、全部メモリを使う
うわぁ……競争相手が多すぎます!
だから、どこかの分野で需要が急増すると、メモリ全体の価格に影響しやすいんだ
Samsungは、AIインフラ拡大、今後登場する新GPU・新CPU向け需要、DDR5などの高付加価値AI製品への注力を示しています。これは、一般向けPC市場だけでなく、サーバー・AI関連の需要がメモリ市場全体を押し上げていることを示す材料になります。
今すぐ買うべき人・待てる人
じゃあ、メモリが高いなら買わない方がいいんですか?
そこは用途次第だね。全員が待てばいいわけではない
| タイプ | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 今のPCがメモリ不足で重い人 | 買ってOK | 作業効率の低下が大きい |
| AI画像・動画生成をする人 | 32GB以上を推奨 | 16GBでは不足しやすい |
| 動画編集をする人 | 32GB推奨 | 編集・書き出しでメモリを使う |
| ゲームだけの人 | 16GB〜32GBで判断 | 最新ゲームや同時起動が多いなら32GB |
| ネット・事務だけの人 | 待ってもOK | 8GB〜16GBで足りる場合が多い |
AI画像や動画を作る人は、待つより買った方がいいんですか?
作業に支障が出ているなら買った方がいいね。特にComfyUIやStable Diffusion系、AI動画生成をするなら32GBはかなり重要だよ
どうしても買うなら、まず容量を決める
買うなら、何GBを選べばいいですか?
用途別に考えよう
| 用途 | 最低ライン | おすすめ |
|---|---|---|
| ネット・事務・動画視聴 | 8GB | 16GB |
| 一般的なゲーム | 16GB | 32GB |
| 動画編集 | 16GB | 32GB以上 |
| AI画像生成 | 16GB | 32GB以上 |
| AI動画生成 | 32GB | 64GBも検討 |
| 配信・録画・編集を同時に行う | 32GB | 64GB |
AI動画生成だと64GBも考えるんですか?
重いワークフローを使うならね。ただ、まず現実的なラインは32GB。そこから本格的にやるなら64GBを考える、という流れでいい
16GBで足りる人・32GBが必要な人
16GBと32GB、どっちを選ぶか迷います!
迷ったら、同時に何を開くかで考えると分かりやすい
| 容量 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 16GB | ネット、Office、軽いゲーム、動画視聴 | AI生成や動画編集では不足しやすい |
| 32GB | ゲーム、動画編集、AI画像生成、複数アプリ同時利用 | 価格は上がるが長く使いやすい |
| 64GB | AI動画生成、本格動画編集、配信、重い制作環境 | 用途が明確な人向け |
私はYouTubeも見ながら、Discordも開いて、ComfyUIも使いたいです!
それなら32GB以上だね。複数アプリを開く人ほど、メモリ容量の余裕が大事になる
メモリは「枚数」も大事
容量だけ見ればいいんですか?
もうひとつ大事なのが枚数だよ。たとえば32GBにする場合でも、16GB×2と32GB×1では意味が少し違う
| 構成 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 16GB×2 | デュアルチャネルで性能を出しやすい | スロットが2本だけだと将来増設しにくい |
| 32GB×1 | あとから64GBにしやすい | 最初はシングルチャネルになる場合がある |
| 32GB×2 | 64GBで余裕が大きい | 価格が高い |
デュアルチャネルって何ですか?
簡単に言うと、メモリを2枚使ってデータの通り道を広げる仕組みだよ。1車線より2車線の方が流れやすい、というイメージでいい
じゃあ、性能重視なら2枚組がいいんですね!
基本的にはそう。ただし、将来64GBにしたいなら32GB×1から始める選択もある
DDR4ユーザーはどうすればいい?
古いPCでDDR4を使っている人はどうしたらいいですか?
既存PCの延命なら、DDR4メモリを追加するのは十分アリだよ
DDR5じゃないとダメじゃないんですか?
新規PCならDDR5が主流だけど、今あるPCを延命するならDDR4で問題ない。むしろ、マザーボードがDDR4ならDDR5は使えないから注意が必要だね
注意
DDR4対応PCにDDR5メモリは使えません。
DDR5対応PCにDDR4メモリも使えません。
購入前に必ずマザーボードやノートPCの対応規格を確認しましょう。
ノートPC用メモリは特に注意
ノートPCも同じように増設できますか?
そこは機種による。ノートPCはメモリスロットがあるモデルもあれば、基板に直接はんだ付けされていて交換できないモデルもある
はんだ付け……つまり交換できないってことですか?
そう。オンボードメモリと言って、購入後に増設できないことがある。だからノートPCは買う前にメモリ増設可否を必ず確認した方がいい
| ノートPCのメモリタイプ | 特徴 |
|---|---|
| SO-DIMMスロットあり | 交換・増設できる場合が多い |
| オンボードメモリ | 購入後に増設できない場合が多い |
| オンボード+スロット | 一部だけ増設できる場合がある |
おすすめブランドの考え方
メモリって、安いメーカーを選んでもいいんですか?
安さだけで選ぶのはおすすめしない。メモリは相性問題や初期不良もあるから、実績あるブランドを選ぶ方が安心だよ
| ブランド | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Crucial | 定番で安定感がある | 普段使い・増設用 |
| Corsair | ゲーミング向け製品が多い | ゲーミングPC |
| Kingston | 幅広いラインナップ | ノートPC・デスクトップ |
| G.Skill | 高性能メモリに強い | 自作PC・高性能PC |
| CFD | 国内で買いやすい | コスパ重視の増設 |
BTOパソコンを買う人は「最初から32GB」も検討
BTOパソコンを買う場合は、あとから増設した方が安いですか?
時期やショップによるけど、メモリ高騰期はBTOのカスタマイズ価格も高くなりやすい。ただ、ノートPCや小型PCではあとから増設しにくいこともあるから、最初から32GBを選ぶのも現実的だよ
特にAI用途なら、最初から32GBですね!
うん。AI画像・動画生成を考えるなら、16GBで妥協するとあとで困る可能性が高い
BTO購入時のおすすめ
・普段使い:16GB
・ゲーム:16GB〜32GB
・動画編集:32GB
・AI画像生成:32GB
・AI動画生成:32GB〜64GB
買うなら今?待つべき?
最後に、買うべきか待つべきか、ズバリ教えてください!
作業に困っているなら買う。困っていないなら待つ。これが基本だね
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| メモリ不足で作業が止まる | 買う |
| AI生成でエラーが出る | 買う |
| 動画編集が重い | 買う |
| 今のPCで困っていない | 待つ |
| セール待ちできる | 待つ |
つまり、“高いから絶対買わない”じゃなくて、“困っているかどうか”で判断するんですね!
その通り。メモリは作業効率に直結するから、必要な人にとっては値上がりしていても買う価値がある
まとめ:メモリ高騰時代は「必要容量を見極める」のが大事
今日のまとめです!メモリが高い理由は、AI需要と供給不足が大きいんですね!
うん。そして今買うなら、容量・規格・枚数・用途をしっかり確認することが大切だよ
この記事のまとめ
・2026年5月現在、メモリ価格は高騰傾向
・背景にはAIサーバー向け需要と供給制約がある
・DDR5や高密度メモリの需要が強い
・普段使いなら16GBでもOK
・ゲーム、動画編集、AI生成なら32GB推奨
・AI動画生成や重い制作環境なら64GBも検討
・今困っている人は買う、困っていない人は待つ
私はAI生成も動画編集もしたいので、32GB以上を選びます!
それがいいね。メモリは地味だけど、快適さを大きく左右するパーツだよ