ベンチマークを計測しよう~PassMark編
今日はベンチマークのことを調べていくわよ~
そういえば、CPU編やビデオカード編でも出てきましたね~
そうね、パソコンの性能を比較する上でとても大事なものよ。おもにゲームが快適に動作するかどうかの指標にもなっているわね。
なるほど~ そもそもベンチマークって、どうやって測ってるんですか?
ベンチマークソフトというものが無料で提供されているわ。
たくさんあるから、とりあえず今回はPassMarkというサイトで提供されている、Performance Testというソフトを使ってみましょう。
ここからダウンロードできるわよ。
Download PerformanceTest 9 (32 & 64 Bit)と書かれてる部分をクリックしてね。
了解です!ダウンロード中・・・
ところで、このベンチマークソフト有名なんですか?
Googleで「ベンチマーク」と、特定のCPUで検索すると常に上位に来るサイトがこのPassMarkなのよ~
このソフトウェアは、CPUからメモリ、ストレージ、グラフィック性能など、すべてを計測してくれるわ。
動作もさほど重くなくて、数分で終わるからおすすめよ。
セットアップがおわったら、起動してみましょう。
あれ・・なんか登録してくださいみたいなのでてきましたが?「Continue」と「Register」のボタンが下に。
無料で使うから「Continue」を押してね。
ちなみに30日しか無料で使えないから、インストールしたらできるだけ早めに計測してね?
起動が終わったら「RUN BENCHMARK≫」のボタンを押してね。
おお~なんか動いてますよ!
しばらく待機ですね。
・・・・・・・・。
お、終わりましたね

結果が表示されたわね。総合スコアが2857と出てるわ。
注目したいのは、CPUと3D Graphicsのスコアね。
ちなみにこのパソコンのスペックは、
CPUがRyzen5 2500U、グラフィックスはRadeon Vega 8という内蔵GPUが使われているわ。
CPUは6549、3Dは1136というスコアになってるわね。
ほうほう・・でも数字が出てきてもこれだけじゃなんとも・・
その通り。比較対象になるものがないとね。
そのためにスコアランキング一覧表のようなものがいるわね。これを見てちょうだい?
CPUベンチマーク【モバイル】~PassMark
おおう・・めちゃくちゃありますね?
Ryzen5 2500Uは~・・お!94位に入ってますね~
こっちの表では7336になってますけど・・
そうね~このランキング表はユーザーの投稿の平均値だから、環境によってスコアは少し変わるかもしれないわね。まあ誤差はたいしてないはずよ。
少し上のほうにライバルの Intel Core i5-8250U が入っているわ。若干スコアでは負けているようだけど、ほぼ同クラスと思っていいわね。でもこれはCPUとしての性能ね。
内蔵グラフィックスの性能も比較してみるべきね。
てことは、グラフィックスを比較する表もあると?
もちろん作ったわ。これを見てちょうだい?
グラフィックスベンチマーク~PassMark
今回はちょっと簡単に出てきそうにないわね・・
「検索:」ていうところに、「Radeon Vega 8」と入れてみましょ~
出ました!269位で、1743ですね~
上の計測値とはだいぶ差がありますね?
そのようね~ 290位に Radeon Vega 8 mobileていうのがあるからこっちかもしれないわね。それでも結構差があるけどー
ちなみに先ほどのIntel core i5-8500UにはIntel UHD 630というグラフィックスが内蔵されているわ。こっちも探してみましょう。
これも検索ボックスで・・
お、ありました。279位ですか~
あれ?こっちのがスコア低いのに、ランクは上なんですね?
ランキング表は3Dのスコアと2Dのスコアを足したもののランキングにしてるから、その差が出たようね。純粋に3Dの性能としてはRadeon Vega 8のほうが上よ。
じゃ~ CPUではCore i5のほうがやや上で、グラフィックはRyzen5のが上という感じですかね~
なるほど!
そういうこと!
ちなみに前回実践編でカスタムしたGeForce GTX 1060は、92位に入っていて、スコアは7000オーバー。ざっと4倍ぐらい差があることが分かるわね。
なるほど~さすがドクターGTX。性能はぴか一ですね~
いや~しかしランキング表があるとわかりやすいですね!
そうでしょ~w
次回はもう一つのベンチマークソフト3D Markを試してみましょ~
つづく!
Category: ベンチマークを比較しよう