グラフィックボード(ビデオカード)について
さあ、問題のパーツにきたわ。
CPU編でも出てきましたね~
これってそんなに大事なんですかね?
めちゃくちゃ大事よ!
ここをスルーすると後で後悔するわよ!・・・いや失敗するわよ!
へい・・・
まず、CPU内蔵グラフィックスについて説明しておくわ。
CPUの中にはある程度グラフィック処理を補助するためのチップが搭載されているのね。
たとえばIntel Core i5 9400、この前、例に使ったCPUなんだけど~
インテル UHD グラフィックス 630というGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)が内蔵されていて、これだけでも通常で使用するには十分補えるものなの。
へえ~そうなんですね~
特にAMD製CPUに内蔵されているグラフィックスはとても強力で、低価格な独立グラフィックボードに匹敵する性能を持っているものもあるわ。Ryzenシリーズなどはそうね。
じゃあ、どういう時にグラフィックボードが必要になりますか?
これもやはり、動画の編集やCGデザイン、3DゲームやVRなどは、内蔵グラフィックじゃ追いつかないことが多いの。
とくにVRなんかは、グラフィックスの性能が弱いと画面がカクついて3D酔いを起こしやすくなるのね。
さらに、グラフィック専用のメモリを別途に取り分けられるのも大きいわね。VRAMというグラフィック用のメモリはゲームを高速に起動する上で欠かせないものよ。
なるほど、ゲーマーは必須というわけですね。
ええ、そうよ。じゃあこれもCPUみたいにパーツ名を分解して一つずつ調べてみようか~
nVIDIA GeForce GTX 1650
こんな感じで記載されているわね。
まず最初のnVIDIA、これはGPUのメーカー名ね。
今のところこれも大きく2社に分かれるの。AMDとnVIDIAの2社ね。
あれ、今回もAMDが出てきましたね?
そうね、今回もAMDはシェアに劣るけど、GPUの性能は負けていないわよ?
そしてGeForceはシリーズ名。GeForceはゲームに特化したGPUで、ほとんどの場合これを選ぶ人が多いわ。AMDではRadeonシリーズがこれの対抗馬ね。
QuadroというCADや3D・CGクリエイター向けのシリーズもあるけど、こちらはとても高価ね。ただクリエイティブメインで使うならこっちを選ぶのもあり。AMDではFireProというシリーズが出ているわ。
GTX1650はモデルナンバーね。性能の高さはここを見れば比較できるわね。
これは色々覚えることが多いな~・・
毎度なんですが、無難なのはどれでしょう・・
しっかりベンチマークを比較して自分にあったシリーズを見極めることね。できるだけコスパのいいものを上手に選びたいんだけど・・・
わたしがあえて例に出しているGeForce GTX 1650。このグラフィックカードはさほど高くない上、ミドルクラスの性能を持っているわ。モデルナンバーがGTXとなってるものはたいがいそこそこいいクラスでコスパもいいほうよ。探すときのポイントにしてもいいわね。
なるほど~GTXっておぼえておきます、ドクターGTX!
だれがドクターGTXだ!
Category: BTOパソコン講座