メモリの容量は?
さあ今回はメモリ(メインメモリ)についてよ~
メモリって聞くとどんなイメージ?
やっぱ記憶の容量ですかね?メモリが足りないとか・・
なるほどね~・・
皆がよく間違いがちなのがそこなのよ。
メモリーは実際にデータが保存されている場所ではないの。
だからメモリーが多いほど記憶容量が増えるわけではないのね。
え、そうなんですか?
じゃあデータはどこに入ってるの?
実際にはHDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)ていうストレージの中に保存されているの。だから今回考えるメモリとは全く別物ね。
へぇ~ じゃあメモリの容量って何か影響あるんですか?
たとえば、あなたは仕事するとき、本棚から資料やノートを出してきて机の上に広げてるわよね。
そうですね~ 資料が山積みになることも・・・
机が小さいと資料が乗り切らなくて、一度他のものを片付けてから持ってこないといけない。
うん、机が大きいといろんなのものを並べられるから仕事ははかどるかな~。片付ける手間も省ける。
パソコンでいうメモリはこの机の大きさに当たるわけ。
本棚がストレージ。パソコンが仕事するときは、いったんストレージからメモリにデータを持ってきてCPUが処理をするのね。
いわゆる一時的なデータの置き場所になっているわけ。コレがメインメモリよ。大きければ大きいほど、同時にできる仕事が増えてくるわけね。
そうなんですか~・・・一時的にデータを置いとく必要なんてあるんですか?直接ストレージから仕事をすればいいんじゃ?本棚の立ち読みみたいな。
それは違うわ?
例えば目的の本を探しに行くとき、本棚が大きいと探すのが大変でしょ?時間がかかっちゃう。
一度見つけた本は、机に広げておいたほうが効率良くない?次見たいときすぐ開ける。
パソコンも同じで、最初起動に時間がかかるアプリでも、二回目はなぜか早い、って体感できるのはこのメインメモリのおかげね。
そう言われてみればそうかー・・・
じゃあ実際どれぐらいの容量が理想なんですかね?
これも用途によって違ってくるんだけど~・・
オフィスソフトやネットサーフィンの使用程度なら4GBもあれば十分かな?
でもグラフィック処理や動画処理を行う人は8GB。
3D CGソフトやCAD、ゲームやVRなど負荷のかかる処理が多い人は16GBが理想ね。
よくわからない人は8GBを選んでおくと・・
失敗しないんですね!
・・決め台詞をとるなあ!
Category: BTOパソコン講座