さぁ、パソコンパーツ豆知識マザーボード編の後半に入っていきましょう。今回はマザーボードの各部名称とインターフェース(接続端子)について取り上げます。
パソコン中級者になると自分でメモリ増設やHDDの増設、ビデオカードの取り付けなどをする際に、マザーボードをごらんになった方も多いと思います。マザーボードの各部について少し詳しく調べていきましょう。今回はGIGABYTEのマザーボードGA-P61-USB3-B3をサンプルに。マザーボード業界では有名なブランドですね。

| ①CPUソケット | CPUの受け台です。ココを間違える人は少ないでしょう |
| ②メモリスロット | メインメモリ専用のスロットです。マザーボードによっては4スロットあります。メモリの増設の際ここに空きがあるかをチェックしましょう。 |
| ③PCIスロット | 拡張スロットの定番PCIです。青いのがPCI Express x16。短めの白いスロットがPCI Express x1。長めの白いスロットがノーマルのPCIスロットとなっています。PCI Express x16の方はビデオカード用のスロットとして用いられます。 |
| ④SATAポート | IDEに変わるストレージ用ポートです。ハードディスクや光学ドライブの接続に用いられます。以前Sandy Bridgeの不具合が出たのもこのポートでしたね(;´∀`) |
| ⑤チップセット | マザーボード上の各パーツを制御する集積回路。マザーボードの土台となります。マザーボードはそもそもCPUをメインにして設計されているのではなくこのチップセットを中心に成り立っています。図のチップセットはH67です。 |
| ⑥バッテリー | マザーボードのバッテリーです。BIOSの設定や内部時計のデータ維持用の電池ですね。パソコンに不具合が起こったとき、CMOSクリアというのをしますが、CMOSクリアのジャンパがない場合はこの電池をはずしてリセットしたりもします。 |
| ⑦電源コネクタ | マザーボードのメイン電源コネクタです。 |
| ⑧内部USB | 内蔵型デバイスの増設の際にUSB端子のものがありますがココに接続します。カードリーダードライブや、FDD(フロッピーディスクドライブ)などに使われます。 |
| ⑨USBポート | マウスやキーボード、プリンタなどさまざまなデバイスのインターフェースとして用いられます。ホットプラグという電源が入った状態で抜き差しできるインターフェースで、バスパワーで電力も供給できるため、最も多く使われています。抜き差しする際上下の向きだけ注意しましょう。 |
| ⑩PS/2ポート | キーボード、マウス用のインターフェース。USBが主流の中なぜこのポートが残っているかというと、キーの同時押しがUSBだと6キーまでなのに対し、PS/2は全キー同時押しが可能らしい。6キー同時押しなんてめったに使わないんですが、ゲーマーの中にはPS/2にこだわる方も多いでしょう。 |
| ⑪パラレルポート | プリンタ・スキャナなどに使われています。プリンタサーバーなどを使ってらっしゃる方はおなじみですね。最近プリンタもほとんどUSBポートになっています。 |
| ⑫シリアルポート | RS232Cともいわれています。モデム・ターミナルアダプタなどの端子として使われています。通信ポートとして学校で使ったこともありました。 |
| ⑬USB3.0 | 従来のUSB2.0より高速(480Mbs→5Gbs)、かつ高電力(500mA→900mA)を供給できるようになったUSBポート。外付けHDDなどの高速転送が可能になりました。 |
| ⑭LANポート | 通信用LANケーブルのポート。ネットワークプリンタなどにも搭載されています。 |
| ⑮オーディオ端子 | オーディオ機器接続用インターフェース。赤はマイク入力、青はライン入力、緑はライン出力端子となっています。スピーカやヘッドホンは緑に挿します。 |
背面インターフェースは昔からさほど変化はないですが、内部の方はドンドン変わりつつありますね。ついていくのが大変ですが・・
もうひとつ、インターフェースのデータ転送方式についてお話しましょう。インターフェースには2種類ありまして、1ビットずつデータを転送するシリアルバスと、複数(8,16,32)ビットを同時に転送するパラレルバスという方式があります。
一見パラレルポートのほうが高速転送が可能のように見えますが、実は逆です。昔はぶっちぎりでパラレルポートのほうが早かったんですが、パラレルポートのほうが複雑で高クロック化しにくく、シリアルポートがついに逆転しました。
たとえば、ATA(IDE)というハードディスクや光学ドライブに使われていたパラレルポートが、最近ではSATAというシリアル転送方式に改良されてさらに高速化されました。さらにPCIスロットもパラレルポートですが、より転送速度の速いPCI Expressはシリアルバス方式になっています。
このように、データ転送方式について言えば、高速になるにつれシリアルバス方式にどんどん移行していっているようです。
以上です。記事を書くのに軽く2時間ほどかかっちゃいました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
その他のインターフェースについては省略しましたが、ご質問がありましたらコメント欄にどうぞ!めちゃくちゃ長くなったのでチップセットについてはまた後日ですね~(´ヘ`;)
























