BTOパソコンカスタマイズーHDD・SSD編

先回はメインメモリのお話をしましたが、今回はパソコンの補助記憶装置であるHDD(ハードディスク・ドライブ)とSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)について調べてみましょう。

HDDとメインメモリにはそれぞれ長所と短所があります。

  • メインメモリ:読み書きを高速に行えるが、電気を供給し続けなければ内容は消える。容量もHDDほど増やすのは困難。
  • HDD:読み書きのアクセスに時間がかかる。衝撃に弱くデータが破損しやすい。電源がなくてもデータを維持でき、容量を増やすことも容易。

これらの点から、HDDからデータをメモリに読み込むためにかかる時間が、パソコン内では一番のタイムロスとなってきました。また故障しやすい部品としてもHDDが一番でした。

そこで登場したのがSSDです。SSDは磁気ディスクではなくメインメモリのように半導体を記憶装置として利用します。それゆえに非常に高速なデータ送受信が可能になります。しかもメインメモリとはちがい、給電せずにデータを保持できます。それで、HDDとメモリの弱点を埋めることができたわけです。
さらにHDDの弱点だった衝撃や故障に弱いといった点も克服。しかもHDDのように回転モータを利用しないため非常に省電力です。つまり、早い・強い・省エネと3拍子揃っているわけです。・・・・・が!
HDDに負けている点も多々。一つはSSDの容量がまだ少ないこと。256GBぐらいがいま主流ですが、同価格帯のHDDと比べると容量は物足りないです。
そして高価な点。だいぶ値段が下がってきているとはいえ、まだまだ高いです。具体的に数字を挙げてみますと、

  • SSD:256GBで約1万円
  • HDD:3TBで約1万円

ということで、約10倍の差が。。。
そこで、高速でしかも大容量を狙う方のためにハイブリッドドライブというものがあります。つまりSSDとHDDを両方搭載しているわけです。OSなどよく使うアプリケーションをSSDへインストールし、その他大型データの保存用にHDDのほうを利用するわけです。こうするだけで体感速度はぐっと上がると思います。
ノートパソコンを使う方であれば、SSDでやや少ない記憶容量を、外付けのHDDなどで補うのもいい方法ですね。

さてもう一つ。
記憶容量の単位についてもお話しておきます。
パソコンで保存するデータは、1ビットの信号、0か1かを表すデジタル信号で保存されています。数字やアルファベットを保存するためには8ケタの2進数があれば可能です。それで、英数字一つを保存できるサイズを8bit(ビット)=1byte(バイト)とされています。バイトというと皆さんも聞き覚えがあるのではないでしょうか。
ちなみに日本語の場合、大量の漢字が存在するので日本語1文字を保存するには2バイト必要となります。少しややこしいのですが、パソコンでは2進数が扱われますので、1キロバイトはおよそ1000バイトですが正確に言うと1024バイトとなります。

  • 8ビット→1バイト
  • 1024バイト→1キロバイト(KB)
  • 1024キロバイト→1メガバイト(MB)
  • 1024メガバイト→1ギガバイト(GB)

実際文字を保存する程度であれば、パソコンの容量はほとんど消費しません。
データ消費が激しいものは、一番は動画です。しかも最近の動画は高画質となっていますのでますますサイズは大きくなっています。ちなみにフルHDの動画(1080p画質)のものを10時間録画するだけで64GB消費します。

その次が写真などです。1000万画素程度の画像であれば、32GBのメモリカードに約7000枚ほど収めることができます。RAWという未圧縮の高品質画像になりますと、2500枚程度で32GBほどになります。

その次にサイズが大きいものは音楽です。動画と比べるとかなり小さいですがちりも積もれば。。。こちらは1000曲で約4GB程度です。1000曲というとアルバム100枚分程度ですかね。

まとめますと、動画編集をするかしないかで大きく変わってくるわけですね。

  • 動画編集をメインとする方はHDDをメインに2TB以上はほしいところ。
  • 特に決めてない方は高速なSSDで256GB程度。
  • とにかく安く上げたい方はHDDで500GB。

必要に合わせて増設できるパーツでもあるので、無理にはじめからたくさん用意しておく必要はないかもしれませんね。

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