BTOパソコンカスタマイズービデオカード編

パーツのカスタマイズで2番目に重要になってくるのはビデオカードです。
メモリやハードディスクの容量に目が行きがちですが、このビデオカードはかなり重要です。

CPU編でもお話ししましたが、最近はCPUの中にグラフィックス用のプロセッサGPUを内蔵しているものが増えてきました。ただ3Dの高負荷のゲームや、動画編集、動画のエンコードや、CGクリエイトなどグラフィックス描画をメインで使いたい方にとって、ビデオカードがあるかないかで処理速度は大きく左右されます。

こちらもビデオカードの表記から詳しく調べてみましょう。
「nVIDIA GeForce GTX 750 Ti 2048MB PCI-Express x16」
といった具合です。

まず、「nVIDIA」。
これはGPUのメーカーです。現段階でビデオカードのメーカーは多数ありますが、ビデオカードに搭載されているGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)のメーカーはnVIDIAとAMDの2社に絞られます。AMDはCPUのメーカーでもありますね~
一般に、IntelのCPUとnVIDIA、AMDのCPUとGPUは相性がいいとされています。

つづいて「GeForce」、これはブランド名です。
nVIDIAの代表ブランドがGeForceで、AMDはRadeonとなっています。
nVIDIAにはもう一つのブランドQuadroというものがあります。
そもそも3Dを描画するために用いるプログラム、3D APIというものが存在しまして、DirectXOpenGLの2種類に分かれます。これはゲームをしてる方は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。オンラインゲームによってはDirectXの別途ダウンロードを求められることもあると思います。それぞれの特徴はなんでしょうか。

  • DirectX(GeForce/Radeon):Windows上でのみ動作する3D API。ゲームに特化しており、音声やゲームパッドなどの処理もこなすので、ゲーマー向き。
  • OpenGL(Quadro/FirePro):Windows、MacOX、Linuxなど多数のOSで動作するAPI。描画のみに対応しており、DirectXのように音声やゲームパッドには対応していない。CGクリエイターやCADなどのデザイナー向き。

このように3D APIの違いでブランドが変わってきます。

そして「GTX 750 Ti」、これはモデルナンバーです。モデルナンバーにXが表記されているものが廉価版との分かれ目で一つの目安になってきます。さらに、下二ケタが70を超えるものがハイクラスと見ていいと思います。X表記がされるミドルクラスあたりから、高負荷のゲームでは差がかなり出てきます。
追記ですが、ハイクラスのビデオカードでまったく同じ種類のビデオカードを2枚挿して並列処理を行えるデュアルグラフィックスというものも存在します。nVIDIAだとSLI、AMDだとCrossFireという表記がされています。もちろん2枚差しなので、処理能力はすごいです。そして消費電力もすごいです。^^;

さて、続いて「2048MB」。これはビデオメモリ・VRAMの容量です。グラフィックス専用のメモリで、GDDR5という規格が主流となっています。GDDR5はPS4にも採用されています。

最後に「PCI Express x16」。これはM.2規格でも登場しましたが、ビデオカードをマザーボードに挿すインターフェースの規格です。現在はほぼこれですので迷うことはないと思います。

以上のことを踏まえて、ビデオカードの選び方に入りましょう。

  • デザインやクリエイト重視の方はQuadroなどOpenGL系のビデオカード
  • 高解像度のゲームを快適に楽しみたい方は、GTX表記のされているGeForceシリーズ、末尾にXが記されているRadeonシリーズ
  • 最高峰のスペックを目指すなら、SLIやCrossFireなどのデュアルグラフィックスや、モデルナンバー下二ケタが70以降のカード

といった具合です。
しかし、最近であれば、内蔵グラフィックスの性能が向上していますので、AMD AシリーズやIntelの第3世代以降のAPUでもそこそこゲームは楽しめると思います^^

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